転移
転移とは、腫瘍が血流やリンパの流れに乗って
元々発生した部位と離れた場所で
発育してしまうことを言います。
ガンでは、この転移に十分注意しなければなりません。
また、ガンを発見した時点で、
転移が起こっていることも少なくないのです。
大腸ガンでは特に、肝臓へ転移しやすいです。
大腸ガンを患う人の約1割は、
肝臓への転移があり、手術を受けて治療した後も、
約7%の人は、肝臓で再発すると言われています。
そしてもうひとつ、大腸ガンが転移しやすい場所は、肺です。
大腸ガン患者の約2%の人に、肺転移が確認され
手術を受けた後も、約5%の人は、肺での再発があります。
大腸の粘膜の中で発生したガンが、
どうやってこのような離れた臓器に飛ぶのかと言うと・・・?
大腸ガンの場合、リンパ性転移・血行性転移が考えられます。
リンパ性転移とは、体の中に流れる
毛細リンパ管を流れる組織液によって、
ガン細胞が運ばれてしまう、転移の仕方です。
そして、血行性転移はその名の通り
血流の流れにガン細胞が乗ってしまい、
体のあらゆるところに運ばれ、転移する可能性が出てしまうものです。
リンパも血流も、常に体を循環しています。
ガン細胞がそれに乗ってしまうことで、
ガンが発生した場所意外も、危険に晒されることとなります。
この転移の箇所が多ければ多いほど、
治療も困難になり、生存率も落ちます。
広がり方によっては、手術をしても
全て取り除くことができない場合もあるのです。
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