手術
大腸ガンは、初期の段階であっても
手術での治療が必要な場合があります。
大腸ガンの手術には、大きく分けて3種類のものがあります。
まずは、結腸ガン手術です。
大腸ガンは結腸ガンと、直腸ガンの総称なので、
ガンのできた部位によって、手術の仕方が異なります。
結腸ガンの手術は、切除範囲が広くても狭くても、
術後に起こる、機能障害がほとんどありません。
結腸ガン手術の場合、転移の確認ができなくても
予防的にリンパ節も一緒に切除します。
そして、直腸ガンの手術方法です。
直腸ガンの場合、自律神経温存術という方法によって
ガンを徹底的に切除しながらも、
自律神経(排泄機能と性機能の神経)を完全に残すことも可能です。
また、肛門括約筋温存術という手術方法もあります。
これは、ガンを切除した後、長さが短くなった結腸の端と
直腸の端を縫い、結合させます。
そうすることで、手術前のように
肛門から普通に排便することを可能にする手術です。
最近、大腸ガン手術の技術が発達したことで、
普通に便や尿を排出する機能を
残しながらできる治療が進んでいるのです。
その他、腹腔鏡手術という
ごく小さな傷口だけで済む手術方法もあります。
4~8センチの小さな傷口から、器具を入れて
炭酸ガスで膨らませた腹部の手術をします。
腸の内部は、腹腔鏡で映像に起こし
その映像を見ながら切除していきます。
大きく切開する必要が無いので、術後の傷の痛みも少なく
患者の体力も、他の手術に比べて温存しやすいです。
いくつか手術方法を解説しましたが、
どのような手術方法を選択するのが良いかは、
担当の医師と相談し、指示に従うようにしましょう。
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